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彼女が実際にそう告げた結果、彼は謝り、双方とも一緒に働くことをいっそう好ましく感じるようになり、すばらしい満足のいく仕事ができただけでなく、大いに評価された。
口に出して言わないことに気づけば必ず、自分の恐れは何かが浮かび上がり、自分を抑制している原因を突きとめるのに役立つだろう。
まず、自分自身で恐れを認め、それから、自分が何かを望んでいる相手にそれを伝えよう。
「こんなことを頼むのは恥ずかしいのですが、私のためにやってもらいたいことがあるのです」「もし私の望みをあなたに告げれば、嫌われるかも…とも思っているんです」「やっていただきたいことがあるのですが、強引だと思われるのではと心配しています」になるかもしれないって不安でもあるの。
でも、あなたに、私たちの目標をめざしてがんばってもらいたいのよ。
事実がはっきりせず、目まぐるしく変わるといった予測できない状況では、いい人を沈黙させる事態が起きる。
その状況をつくり出している現実がどうなっていて、自分の権利はどうなのか、しばしばはっきりわからなくなる。
うまく自己主張することは、自分が何をしたいか唐突に言い出すのではなく、今何が起こっているのか、何が自分にとって役立つのか、何が自分の権利なのかを明らかにすることだ。
最初の課題は、質問して情報を得ることかもしれない。
その質問によって、自分が受けて当然のものは何かがわかるかもしれない。
たとえば、車のエンジンを見てもらうため、私が修理工場に行ったときのことだ。
割引券を忘れてきてしまったが、整備士は、「とにかく請求書から40ドル値引きしましょう」と言ってくれた(彼は私がいい客だと知っている)。
しかし、いざレジに支払いに行くと、まったく割引きされていなかった。
私は割引券を忘れてきたから、割引いてくれと言い張れなかったが、整備士の言葉をあてにしていたし、40ドルは40ドルだ。
騒ぎ立てたり、黙ったままでいたり、失意や怒りで立ち去ったりするのでなく、整備士のところに戻って、割引きのことで自分が勘違いしているのかどうか、丁重にたずねた。
彼の返事が「はい、あなたの勘違いです」だったとしても、私にはそれ以上何もできなかっただろう。
だが、相手はそう言わなかった。
彼はレジ係にちゃんと伝えなかったことを謝り、責任をもって請求書から40ドルを差し引いてくれた。
私は強引になることなく、自分が望むことをしてもらえた。
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